冬のパーティ特集・第二弾は
クリスマスパーティをレポートします★
この日も厳選した食材を用いて、ワインに合うお料理を作りました!

テーブルには、クリスマスをイメージしたお花をあしらって☆
キュートなキャンドルも灯して、気分を盛り上げます!

乾杯はとっておきの
シャンパーニュで♪
この日は、エペルネの南西、シャヴォ村にある「
ラエルト・フレール(Laherte Frères)」のスタンダード・キュベを放出☆
1889年より親戚一族でワイン造りをしているという老舗RM。
このワインのセパージュは、ピノ・ムニエ60%、シャルドネ30%、ピノ・ノワール10%とのこと。ピノ・ムニエ主体というのがなかなか珍しい!
しかも、小樽熟成させたヴァン・ド・レゼルブを40%使用しているのだそう。
開けたてはフレッシュなのですが、徐々に樽に由来しているであろう複雑なスパイス香が☆
厚みのあるシャンパーニュが好きな私の好みにバッチリ合っていました!

こちらは、シャンパーニュに合わせて作ったアミューズ。
「
セロリと生ハムのヴィネグレット タイムの香り」
スライスしたセロリと小さくちぎった生ハムをヴィネグレットソースで和えただけ。
フレッシュタイムをパラリと散らして、香りよく♪

バゲットは、丸の内の
ヴィロンで調達してきました!
東京で買えるバゲットで一番好きなのが、この
バゲット・レトロドールなんです★
パリパリの外皮、中のもっちりしっとりとした食感、絶妙な塩味、粉の味わいも深くて、本当に美味。

前菜には、「
根菜と茸のグリル バルサミコソース」を☆
グリルは非常にシンプルな調理法だけど、根菜の甘みや風味を噛むほどにじっくり味わえますよね!
この日に開けるワインとのマリアージュも意識してのメニューでした。

メイン料理は、クリスマス料理の定番「
ローストチキン」!
この丸鶏は
2007年にも購入したことのある「
中村農場」の「
八ヶ岳ワイン地鶏」★
ワインとブドウを食べて育ったグルメな鶏さんです(笑)
前回作ったときは、中にガーリックライスを詰めましたが、今回は
ワイルドライスのピラフを詰めてみました!
ワイルドライスは水洗いしてザルにあげ、玉ねぎとブラウンマッシュルームのみじん切りを用意しておきます。
ワイルドライスはたっぷりの水で30分くらい蒸し煮にします。
フライパンにバターを溶かし、玉ねぎのみじん切りを炒め、色が変わってきたらマッシュルームと蒸したワイルドライスを炒め合わせ、塩・胡椒で味付け。
丸鶏は水洗いし、よく水気を拭いたら、すり下ろしたにんにく、粗塩、黒胡椒を外も中も丹念にすり込んで。
粗熱がとれたワイルドライスのピラフをお腹に詰め、竹串で縫い合わせるように留めます。
オーブンは200℃に余熱。
オーブンシートを敷いた天板に丸鶏を乗せ、足をクロスさせて凧糸で縛ります。
ローズマリー、タイムを散らし、ジャガイモも一緒に乗せて、オリーブオイルを回しかけて。

オーブンで1時間ローストして、できあがり♪
こんなにこんがりと美味しそうに焼けました!

まずはもも肉から切り分けていただきました☆
切り分けるとき、皮はパリパリ、中からは肉汁が溢れ出して大興奮!
食べてまたその美味しさに大興奮!!
皮は香ばしく、お肉はとってもジューシーで柔らかく、とっても美味しかったです♪

中のワイルドライスにも肉汁がしみて、独特の香ばしい風味がチキンに合って実に美味!
ワイルドライスの歯ごたえもいいですよね☆

ワインは、
アルマン・ルソー(Armand Rousseau)の「
クロ・ド・ラ・ロッシュ2004」を開けました★
クロ・ド・ラ・ロッシュはアルマン・ルソーが唯一、ジュヴレ・シャンベルタン以外の村のブドウで造るワイン。
意外と骨格のしっかりとしたタイプ!
ちょうど飲み頃を迎えたかと思いきや、まだまだいけそうな印象でした。

クリスマスケーキには、
ピエール・エルメをチョイス。
しかしこのケーキ、ビジュアルはとっても可愛らしいんですが、クリームがバタークリームでレモンクリームもとっても重くて甘くて食べきれませんでした・・。
食後にこのケーキを選んだのは、大失敗。。
でも、美味すぎる丸鶏とワインの余韻が、幸せ気分をいつまでも感じさせてくれたのでした♪